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豆
¥1,860
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粉(ペーパードリップ)
¥1,860
このコーヒーが栽培されるウィシュウィシュ村は、アラビカコーヒーのルーツとされるカッファ地方に位置しています。
近くにあるマンキラという小さな村には、
「すべてのコーヒーのはじまりの木」
として村人に代々大切に守り継がれてきた伝説の原木が存在しています。
コーヒーが育つのは原生林の中。
複数の樹木の合間に点在するようにコーヒーがあり、コーヒーの木の幹にはコケ、藻類が繁殖しており、土壌の温度が低く、豊富に水分を含んでいることが分かります。
そんな深い森の中、自然の中、何世紀にもわたり人とコーヒーの営みがそこで繰り返されているコーヒーは、飲む人々に味わい以上にロマンや歴史を感じさせてくれます。
洋梨やナチュラル特有の葡萄のようなしっかりした甘さがありますが、濁りなくシロップのような滑らかさ。日に日に香り高くなる変化もお楽しみください。
生産地:カッファ地方 ボンガ ウィシュウィシュ村
生産者:Asmamaw Tamiruさん
*森の中の作り手、タミルさん
歴史のあるコーヒーのポテンシャルを引き出すためには、栽培や加工の知識や技術を持った人々の存在が不可欠です。
農園主Asmamaw Tamiruさんは、両親の農園を受け継ぎ農家として働く前は、政府機関(ECX)で働いていました。彼は小さなころからコーヒーに囲まれながら過ごす中で、コーヒーそのものや取り巻く自然、関わる人々に対して尊敬の念を持っていたそうです。そのため、自然と成人後はエチオピア国内のコーヒーを支援する機関(ECX)で働きました。
2020年までECXで働き、農家さんの支援をしていく中で様々な栽培に関する知識、農園運営に関する知識を身に着けていきます。そして退職後は両親からの依頼もあり、家業に戻り今まで培った力を生かしながら、スペシャルティコーヒーの生産に力を注いでいます。直接的に目が届く人々の生活が改善されることに、今では非常にやりがいを感じています。