店の奥で焙煎している時にカウンターで誰かが豆を引くと、ふわんと良い香りが漂ってきます。その甘い香りに思わず目を閉じて深呼吸。複雑な香りの中でも1番最初に鼻に届くのはとろんとした甘さです。 このケニアの浅煎りは近くで香って味わうとカシスやピーチ、明るい紅茶、ジューシーさの奥にある引き締まった強さが印象的ですが、離れたところから１番に感じる甘さは蜂蜜のようで親しみを感じます。最近というか、今年はずっと気に入って焼いております。 いま店頭に並んでるケニア🇰🇪、ガチュヤイニAAはスペシャリティコーヒーの産地としても有名なニエリ地区のオタヤ農協から届きます。小農家さんへのサポート、生産量の向上や品質管理にも真摯に取り組んでいる農協とのこと。 ニエリ地区の中でも特に標高の高い1900mエリアにありコーヒーチェリーはゆっくりと熟成するため、より甘味や酸味が醸し出されて濃厚な味わいのコーヒーが出来上がります。 　 生産国：ケニア 生産地域：ニエリ、ガチュヤイニ 品種：SL28、SL34、Ruiru11 生産者：オタヤ農協、ガチュヤイニ小農家 標高：1,800-2,000m 精製方法：ウォッシュド